ジョン・スタインベックのアメリカ
仕事もあったのでアメリカには何度も行った。けれど、多くはニューヨークとロサンゼルス。 (ちょっとだけ行ったことのある州は、ペンシルバニア、ネバダ、フロリダ、アリゾナ、ニューメキシコ、テキサス) スタインベックの旅行記ではじめて知らない場所を読んだ。モンタナが本当のアメリカ? テキサスってそんな場所なのか。 トランプ大統領の登場で、コワイくらいキリスト教的なアメリカが露骨になっていると報道される中この本に出会った。 1960年に出されたのに、2024年に日本で復刊。 復刊の事情はわからないけど、古い価値観が都市化でなくなっていくさまは今も同じ。ということは、ずっと同じなのだ。歴史は繰り返されている。 ニューヨークを出発し、いわゆる自分探しの旅。前半は発見の旅という模様だったが、カリフォルニア到着以降、旅の目的が飛んでいく。 読んでいて切なくなった。 ちょうど大阪から横浜へ行っていて、仕事が終わった帰りにこの本の最終章を読んでいた。 望郷の念が移り込んで来たものか、早く家に帰りたくて仕方がなかった。

